第137回定例会
第137回
荻野会長、吉田副会長、堀事務局長、理事、会員
開催日
3月16日(木) 19:00 ~ 20:30
開催場所
香港和僑会オフィス
参加者数
32名
第137回定例会 2016年度年次総会
2016年度の締めくくりとして開催された年次総会には32名の会員にご参加いただきました。
(1)開会
先日お亡くなりになられた会員の仁賀保さんへ参加者全員で黙祷。
(2)議長、議事録の選出
議長は堀事務局長、議事録は高橋事務局次長が選出される。
本日の年次総会は参加人数および委任状の数が会員の過半数を超えていることを確認。
(3)報告事項
1. 入会状況
2016年度の会員数は継続101名、新規12名で合計113名となった。
会員の構成として男女比は男性79名(約70%)、女性34名(約30%)。
居住地は香港94名、日本11名、その他8名。
業種はサービス業95名、製造業18名。
2. 活動実績報告
1年間の活動写真を約1分間にまとめた映像を紹介。2016年度の実績として定例会10回、分科会10回、起業塾3回、起業・経営相談室の利用延べ人数35名、その他の特別イベント40回となった。
3. 収支報告
経常収益は入会金及び年会費HKD 349,330、 寄付金HKD 39,000、 定例会や分科会収入、会議室使用料収入、その他収入の合計がHKD 145,186、経常収益計としてHKD 596,330。経常費用は定例会・分科会費用HKD 145,186、人件費及びMPF HKD614,988、オフィス家賃・管理費、プロフェッショナル費、その他事務雑費 HKD 744,235、経常費用計としてHKD 1,504,409、 当期正味財産増減額HKD△ 908,079を予想している。この結果を踏まえ、会員を増やすためのお願いと、赤字をどのように黒字化するのかは皆さんの問題として重く受け止めて頂く。
(4)議事
1. 第1号案
2017年度の活動パンフレットと活動カレンダーを紹介し、今年度から開始したスポーツ・レクリエーションも来年度も継続し、特別イベントとして落語会や展示会、交流会も開催することを説明。会場の参加者から承認を頂く。今後の定例会について理事だけで決めるのではなく、皆さんからアイデアを出して欲しいことを伝える。
2. 第2号案
入会金・年会費・参加費の設定について、法人会員の年会費のみ個人会員との整合性が取れていなかった為、HKD5,000からHKD6,000に変更させて頂きたいことを説明、会場の参加者から承認を頂く。オフィスの契約については家賃交渉を進めることを説明。
3. 第3号案
運営体制について、会長および副会長は2年任期、理事は1年任期となっており、それぞれ任期が終了するため、一度解散とする。
4. 第4号案
2017年度の運営体制として荻野会長、吉田副会長、理事は全員続投、事務局長は堀が本業が多忙であることから高橋へ交代することを説明、会場の参加者から承認を頂く。分科会リーダーで理事になっていないマクドナルド直子さんと木津さんには理事の就任を打診していることを説明。
5. その他 追加議案
最近はE-mailだけでなく、SNSも多く利用されている為、会員同士のコミュニケーションを増やすためにLINE、Whatsup、LINE 、Wechatのグループを作ることを提案し、会場の参加者から承認を頂く。
(5)意見交換
荻野会長:毎年、約90万香港ドルの赤字が出ている。もし、オフィスが必要ないのなら、赤字の金額を他に有効利用できることに使ってみるのはどうか。例えば投資に使うとか。会員が求めていないものに使っているのは無駄である。
会員:定例会に参加していないが、オフィスに昼間来ている。オフィスがどうなるか、このままでいいのか、ひっかかっている。
荻野会長:一人あたり年間HKD13,000かかる。会員からは会費をHKD3,000いただいている。つまり会としてHKD10,000補填されている。オフィスに来る人が本当に少ない。使っている人がものすごく少ない。年間3~4回しか来ない会員にとってHKD3,000は高いのではないか?オフィスは勿体無い使い方であり、いまいち盛り上がらない感じで、これでいいのか?と思い込んでしまった。
会員:このオフィスがあったからこそ、和僑会のおかげで感謝している。荻野会長のアドバイスがあって救われた。
堀:まずは単独黒字、会員300名目指さないと。マンパワーが弱い。もっと強くしないといけない。
会員:和僑会は香港の居場所が見つかったという感じです。今後はブランディングや知名度上げる必要があると思います。
会員:オフィスの会議室が空いている時間をもっと利用できないか。TKPのビジネスモデルが盛り上がっていない。会議室の認知対策すぐやらないといけない。
会員:会員メリットの洗い出しし、周知する必要がある。はっきり伝わるようにブランディングする。
堀:活性化委員会を作って欲しい。
会員:深セン和僑会に関わっているが、香港和僑会から強く入会を勧められたことはなかった。深センでも和僑会のことを知られていない人が多い。もっと地道に活動をしないといけない。香港和僑会に来て初めてこのような施設やサポート体制があることを知った。
荻野:一番驚いたのはBARに来る人が本当に少ないこと。お酒は結構揃っているし無料。完全に目論見が外れた。
堀:荻野会長がいないとオフィスなくなってしまうのか?脛かじりをしている。
荻野:お金を惜しんでいるのではなく、意味のないお金だったら、もっと意味のあることに使ってはどうか?という意見であることを理解して頂きたい。
会員:和僑会は華僑のように助け合うことを目的としているが、今、隣に座っている人のことも分からない。名簿を作ることは大切ではないか。
堀:会員名簿は作成していますが、ツールの問題だけではないと思う。メルマガを読んでいない人や開封率低いが意外と多いと思われる。会員名簿は紙ベースではなくデータベースで、ホームページでログインして名簿が見れるようにしたいが、コストがかかるし、セキュリティーの問題もある。
会員:113名の会員がいるのに、会員同士の顔が見えない、知らない。ホームページを見に行かなくても公開する機会を作ってはどうか。
会員:どういう内容のイベントをしたらよいか。申し訳ないが、行きたいイベントが少ない。会議室のレンタルサービスがあるのを知らなかった。和僑会についての説明資料を用意してほしい。セールスマンとして会員を足で増やして欲しい。メールではなくて。会員の対象は日本人だけか?香港人でもいいの?もっと積極的に入会活動をしてはどうか。オフィスは続けた方がいい。今は大変な時期だ。会費を上げてもいいが、内容をよくする必要がある。
(文責・執筆:香港和僑会事務局