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第115回定例会

第115回

香港和僑会 会長 荻野 正明 

開催日

3月16日(月) 19:00 ~ 21:30

開催場所

香港和僑会オフィス http://www.wa-kyo.org/contact

参加者数

39名

「2014年度年次総会」

1.報告事項

① 入会状況報告

2014年 度は悲願の3桁 を達成し、119名 となる。

会員数: 継続会員76名、新規会員43名 (合計119名)

男女比: 男性 84名(70.6%)  女性 35名(29.4%) 

居住区: 香港 102名、日本 11名、その他 6名

業種 : サービス 89名、製造 30名

② 2014年度の活動実績報告

定例会を12回、分科会及びy.n.clubを8回、起業塾を6回、起業・経営相談 室を延べ人数で51名、その他のイベントとして約20回、合計100回近い活動を実施。

③ 2014年度の収支経過報告

現時点で2014年度の経常収益は入 会金及び年会費HKD242,000、 寄付金HKD 9,967、 定例会や分科会などの事業収益HKD 149,996、

和橋世界大会の収益やその他HKD711,946、 経常収益計としてHKD 1,113,910。 次に経常費用は定 例会・分科会費用HKD 150,518、

人件費・オフィス家賃・管理費・内装費・プロフェッショナル 費・世界大会費・そ の他事務雑費 HKD2,803,751、 経常費用計としてHKD 2,954,270、

当期正味財産増減額HKD △1,840,360、 前期繰越正味財産額HKD 256,432、 次期繰越正味財産額としてHKD △1,583,928を 予想している。

収支はマイナスであるが、資金量としては支援に よりプラスは保持できている。

④ 2015年度の活動予算

2015年 度の経常収益は入 会金及び年会費HKD 510,000、 寄付金HKD 9,967、 定例会や分科会などの事業収益HKD 384,400、

経常収益計としてHKD 894,400。 次に経常費用は定例会・分科会費用HKD149,500、 人件費・オフィス 家賃・管理費・内装費・プロフェッショナル費・その他事務雑費HKD 1,404,092、 経常費用計としてHKD 1,553,592、 当期正味財産増減額HKD △659,190を 予想している。

補足説明として2014年のプロフェッショ ナル費が高く、2015年の予算は少ない理由は日本及び香港・中国以外の地域で和僑会 の商標登録を申請 した為。

また、2014年度の繰越金がマイ ナスの金額となっているが、実際は荻野会長から約HKD 2,000,000の 借り入れをしている為、銀行口座には現金がある。

質問: 配布された資料には借り入れ金が掲載されていません が、どうしてでしょうか。

回答: 資料は貸借対照表ではなく、損益計算書である為、借り 入れ金について掲載する項目がない為となる。

2.議事

第一号案: 2015年度の入会金・年会 費について

現在の損益状態を踏まえ、どうすれば香港和僑会として自立出来 るのかを理事会に て協議した内容を提案。

【会費】

<カテゴリー >    <現状>  < 改定>    単位HK$

『入会金』

個人     1,000  → 1,500

家族   -  → 1,500(二人目以降は1,000)

法人   -  → 3,000

『年会費』

個人  2,000  → 3,000

家族   -  → 3,000(二人目以降は2,000)

法人    -  → 5,000

『定例会参加費』

会員  300  → 300

非会員 500 → 600(初回のみ400)

『懇親会参加費』

会員  -  → 0

非会員 -  → 200(初回のみ無料)

『分科会参加費』

会員  0   →  0

非会員  100 → 150

【会員特典】

「各種分科会」

ジャンルに分けた勉強会で、会員は新規分科会を立ち上げることが可能です。

「起業相談室」

これから起業したい方へ事業計画やビジネスモデルの相談をさせて頂きます。

「経営相談室」

既に経営されている方へ事業拡大や経営戦略について相談をさせて頂きます。

「和僑キャピタル」

起業する為の資金や事業拡大の為の増資として投資による支援を行います。

「和橋会議室」

レンタル会議室として貸出をしています。会員は25%OFFでご利用頂けます。

「和橋共有スペース」

明るく開放的なスペースでフリーWifi、FAX、コピー機などをご利用頂けます。

「和橋図書館」

様々なジャンルの書籍やDVDを揃えており、会員に貸出をしています。

「和橋BARラウンジ」

豊富なお酒を用意しています。お仕事帰りにゲストと一緒にご利用頂けます。

「各地和僑との交流」

国境を超えて世界各地の仲間と交流することが出来ます。

「ビジネス交流サイト」

各地の会員プロフィールを検索したり、掲示板に情報を投稿することが出来ます。

「会員紹介」

メルマガ『香港和僑ニュース』で会員のHPやFacebookなどをご紹介致します。

「広告掲載」

メルマガ『香港和僑ニュース』の広告欄を会員特別価格にてご利用頂けます。

質問: 和橋キャピタルは再度出資を募るのか。

回答: 株主は荻野一人となる。

質問: 年会費HKD2,000か らHKD3,000へ の変更は高いと思う。

非会員の改訂価格がHKD600な ので5回 は参加出来る。あまり魅力を感じることが出来ない。

回答: 香港和僑会は定例会だけを軸に回っている会にしていき たい。分科会が中 心であったり、起業・経営相談室やコミュニティーの集まりが核のようなものになっていって欲しい。

起業相談室や経営相談室はかなりレベルの高いものをやっている。蔵書が約700 冊ある。 話題になっているものもあり、 無料で何冊でも借りれる。 和橋BARに はバラエティー豊 富なお酒とおつまみがあり、お金は気持ちを置いていっていただければ結構。3回来ればほとんど元が取れるかも知 れない。 問題は来るか来ないかである。

先日も旧正月の大晦日の日にカウントダウンをして、ドン・ペリ をご馳走した。そういう事を考えれば、使えば使うほど割安になる。噛めば噛む ほど味が出る。

要は皆さんがどれだけ利用するかであり、定例会だけ年に数回だけ参加する人は確かに割高である。

⇒ 賛成多数で承認を得る。

第二号案: 2015年度の活動計画につ いて

「定例会」

4 月

・第116回定例会 すし廣グループ 吉田氏と特別ゲストの対談

・第8回ファイナンシャル 分科会 ローランド・ヨッシーさん「外国人から見た日本人」

5 月

・第117回定例会 農林漁業成長産業化 支援機構 クールジャパンセミナー

・第5回落語会  桂サンシャインによ る「英語落語」

6 月

・第118回定例会 和心有限公司(丸亀製麺) デレック氏「香港・ 中国市場での成功例・失敗例」(仮)

7 月

・第119回定例会 プリンシパルズ不動 産 バーン 宏子氏(仮)

8 月

・第120回定例会 夏のレクリエーショ ン

9 月

・第121回 定例会 NAC会 計事務所 中小田 聖 一氏(仮)

10 月

・第122回定例会 安半・安部氏、A-1ベーカリー楊井様、NNA 佐井氏の飲みながら 対談

11 月

・第123回定例会 和橋総会・香港和僑 会 会長 荻野 正明氏 / 和橋   世界大会 in ホーチミン

12 月

・第124回定例会 和橋総会・香港和僑 会 会長 荻野 正明氏

1 月

・第125回定例会 和橋総会・香港和僑 会 会長 荻野 正明氏

2 月

・第126回定例会 第8回新年餅つき懇親会

3 月

・第127回定例会 2015年 度 年次総会

「分科会」

y.n. club、 ファイナンシャル 分科会、PR分 科会、教育分科会、IT分 科会、論語の会

「起業支援の4点セット」

起業塾、起業相談室、経営相談室、和橋キャピタル

「プチセミナー」

読書の会、映画鑑賞会、ワイン・日本酒・チーズ研究会、旅行研 究会、営業テク ニックを学ぶ会、語学教室

「その他・特別イベント」

ようこそ香港!オリエンテーション、和僑会ゴルフコンペ、落語 会、和橋世界大 会、世界中小企業エキスポ

⇒ 賛成多数で承認を得る。

第三号案:2015年度の運営体制につ いて

2014年3月31日で荻野会長3年の任期は満了とな るが、道半ばである為、荻野会長、吉田副会長の体制で続投させて頂きたい。

⇒ 賛成多数で承認を得る。

y.n.clubの 若井会長より挨拶 され、y.n.clubが 香港和僑会の分科 会として活動する。

第四号案:2014年度の理事解散と2015年年度の理事編成に ついて

堀  昭則 :継続

米 山 健一 :退任

平 原 奈津子:継続

樋 口 香織 :退任

源 波 淳子 :継続

松 本 仁  :退任

藤 田 裕士 : 継続

横藤田 健一 :退任、財務サポート

石 井 清史 :新任

高 橋 正浩 :継続

⇒ 賛成多数で承認を得る。

3.荻野会長から会員へのメッセージ

香港和僑会の会長としてほぼ三年をやったわけですが、一つ引っかかっていることがあります。

それは何かと言うと、この三年で会員の方も増えたし、やっている活動もずいぶん変わってきた。起業相談室が機能して和橋キャピタルを立ち上げて、非常に大きな成功を収めているケースも出ているわけですから、いい感じになってきたなと思うんですが、どうも何かこう冷めた雰囲気がある。冷めた雰囲気があるのはどういうことかって言うと、会員にはなっておられるんだけれど、 とにかく出てこられない。今日も40人ちょっとですからね、会員数の119人から見れば、3分の1ですよ。どういうことなんだろう?この会はですね、みなさんが会費を払われて会員になる。それに対して会が何をするということじゃないと僕は思ってます。やはり互助会ですから。お互いに助け合おうということが会の大前提なんで。だから、やっぱり参加していただきたい。 一体になっていただきたい。

そんな思いを込めて、図書館を作り、バーをオープンし、普通こういう会にはないものを入れてきたわけですね。でも、バーを見てても非常に利用者が少ない。僕がもし一般会員だったら、毎日行くんじゃないかなと思うんですけどね。飲んべぇですから。そういうのはちょっと寂しい。

何でこんな冷めてるのか?それはやっぱり、起業相談室とか起業塾とかを見てても、 そういうものが感じられます。何か我が事でないような雰囲気の方が多い。起業にしてもそうですね。例えば、起業相談室に来れば、 若しくは経営相談室へ行けば、「黙って座ればピタリと当たる」みたいにね。はい、あなたはこうして、こうして、こうすべきですよなんて。そんなものは出てくるわけないんですよね。でも、なんとなくそういうことを期待してるおられる雰囲気がある。それは出来ません。それは天才の更に上のくらいの人でないと出来ない。結局は自分でやらなきゃいけないんですよ。経営にしたって起業にしたって。ただ、余計な滑った転んだとかね、どっかで足を踏み外したとかがないように我々はアシストすることは出来るけれども、 リードするつもりは毛頭ありません。それをやろうとするのは無理ある。あくまでも主体は会員の方々、あなた方なんだということです。

ですから、会のあり方はそれで自動的に決まってくるんじゃないだろうか。やはり参加することによって、枠が広がり、より多くの人と知り合い、非常に気軽に起業相談室であろうが、起業塾であろうが、経営相談室であろうが、分科会であろうが出ていける。そんな中から何かが生まれる。その中で自分で一体何か出来るのか。

ケネディが60年代に大統領になった時、Don’t ask what your country can do for you, ask what you can do for the country. という本当に有名な言葉がありますが、その“country” を“会”に換えれば、まさに和僑会の状態であります。会が自分に何かしてくれるかを問うよりも、自分が会のために何ができるか問うていただけたい。そういうことですから、互助会は一方通行じゃないですね。行ったり来たりのはずなんです。それが一方通行であるようにもし勘違いされてるような方が会員にいれば、ちょっと言っていただきたい。そうじゃないんだよと。そうすれば、会は随分変わっていくじゃないかなと思うですけど。

会の収支を支えてるということで僕の名前が出ましたけれども、先ほど申し上げたように、何年かのうちに収支をバランスさせると。ある意味、日本の国家財政プライマリーバランスを達成するのと同じくらい難しい話ですが、しっかりとした見通しがあります。

ですから、より多くの方々が、起業塾を利用し、起業相談室を活用し、そして和僑 キャピタルを上手くを使ってですね、もし起業さえ出来たとすれば、5つも6つも7つも10個も案件が出てきたとすれば、和橋キャピタルはそこに投資をしていて、香港和僑会は正確に言うと49%の株を持っているわけですから、そうすると当然、成功した企業からは、配当金が入ってくる。

だから、現在、年間掛かっている100万ドルくらい赤字もすぐに解決できる、解消するな。というふうに思ってます。ひょっとしたら、その中には何年掛かるか分からないけれども、非常に上手く行ったんで、IPOをやって上場したいというな会社も出てくるかも知れない。そうすると、これはすごいですよ。単純に和僑会はその会社の最大で25%の株を持つわけですから。IPOした企業の株を25%を持ってることは、どれくらいになると思います?何十億ですね、簡単に。ひょっとしたら、50億かも知れない。そういったものが入ってくる「仕組み」を作ったわけですよ。ですから、それを信じてやって行けば、そういうふうになるんじゃないか。もし2つ、3つの会社がIPOすることになったら和僑会は間違いなくビルを建てることが出来ます。そこまで行きたい。そこまで見届けたい。

その為には皆さんがまず、参加することで、 俺もその一員なんだということを自覚して頂きたい。よろしくお願いします。有難うございました。

以上

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