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第103回定例会


第103回

香港和僑会 会長 荻野 正明氏

開催日

3月26日(水) 19:00 ~ 21:30

開催場所

TKP湾仔カンファレンスセンター

参加者数

36名

第103回定例会 「2013年度香港和僑会年次総会」

1. 報告事項 

①入会状況報告

2013年度は下記の通りとなった。

会員数: 継続会員47名、新規会員45名(合計92名)

男女比: 男性 67名(73%)  女性 25名(27%) 

居住区: 香港 84名、日本 4名、その他 4名

業種 : サービス 71名、製造 21名

②2013年度の活動実績報告

2013年度は分科会の活動に力を入れ、「ファイナンシャル分科会」、「PR分科会」、「論語の会」、「教育分科会」、「IT分科会」、「y.n.club」を開催、そして起業分科会としてこれまで行ってきた「起業相談室」と「経営相談室」の他にもう一つ「起業塾」を加え、3点セットとした。分科会以外に起業をサポートする仕組みとして「和僑キャピタル」を立ち上げ、これで起業支援の4点セットが整った。また、ホームページをリニューアルした。まだ完成形ではないので、引き続き皆さまのご意見をお伺いしたい。そして今年も社会貢献活動として、香港の学生をインターン生として長崎のハウステンボスへ送り出すお手伝いもさせて頂いた。

③2013年度の収支経過報告

収支については若干の黒字となった。主な収入としては入会金と年会費、寄付金、定例会・分科会 の参加費収入など。主な支出としては定例会・分科会の事業費、プロフェッショナル費として香港和僑会の法人設立費用を計上している。

2.議事

第一号案: 2014年度の入会金・年会費について

来年度も今年度と同じ金額で据え置きとすることで提案、参加者からの拍手によって承認を得る。

第二号案: 2014年度の活動計画について

2014年度の定例会案を発表。12月から2月については未定としているが、皆さまから講師のアイデアを引き続き募集する。会員より、開催日を月末以外で開催して欲しいとの意見があり、会場の参加者へ開催日を①月末の金曜日、②月中の金曜日、③月中のウイークデーの三択で挙手をして頂いたところ、圧倒的に③が多かった為、4月~6月は開催日を変更出来ないが、今後の定例会については月中のウィークデーで検討する。

4月 第104回定例会 OPA Int'l Ltd. 佐々木 様

5月 第105回定例会 世界の山ちゃん 山本様

6月 第106回定例会 剣豪集団株式会社 鄭 剣豪会長

7月 第107回定例会 香港和僑会 荻野会長

8月 第108回定例会 家族とのリクリエーション

9月 第109回定例会 Ans 田中様

10月 第110回定例会 すし廣 吉田様

11月 第111回定例会 和僑世界大会 in 香港

12月 第112回定例会 未定 

1月 第113回定例会 未定

2月 第114回定例会 未定

3月 第102回定例会・年次総会

第三号案:2014年度の運営体制について

今年の2月末に上海で行われた各和僑会の代表者会議にて、和僑総会の2代目会長として荻野会長が引き受けることになり、香港和僑会として会長をサポートする副会長を設けることを提案、参加者からの拍手によって承認を得る。そして副会長の候補者として理事会での討議の結果、寿司廣グループ社長の吉田社長にお願いをして了承頂いたことを説明、拍手によって承認を得る。

3.荻野会長より挨拶

■和僑会として追い求めて行きたい形

和僑会は何のためにあるのか?僕が香港で起業して、赤ん坊のミルクも買えなく、お金を借りたくても借りれない時があった。異国の地で起業する人にとって、本当に困った時に駆け込める、相談出来る場所が必要ではないか?今年度は「起業相談室」、「経営相談室」を立ち上げたが、意外と案件が少なかった。みんな起業したいと思っているが、“一体何をしたら良いか分からない。”という人が多いのではないか?と言う事で、今回「起業塾」を立ち上げることにした。華僑総会は世界各地にあって、本当に困った時の駆け込み寺。肩を寄せ合って生きてきたと思う。時代は違うけれども、和僑会も助け合える組織にしたい。

もう一つ話したいことがある。日本と欧米の考え方の大きな違い-それは「寄付の文化」です。東大に寄付をした人の名前があるのはたった2つだけ。一方、香港やアメリカの大学にあるほとんどの建物に寄付した人の名前が付いている。和僑会として寄付の文化が根付くよう、追い求めていきたい。

最後に今年の2月末に上海で各和僑会の代表者が集まり、会議をしました。和僑総会の筒井会長は昨年の11月に退任されたので、今回選挙を行い、僕が和僑総会の会長に就任しました。僕は和僑総会の会長になったことをきっかけに、和僑総会と香港和僑会が一緒に使える新しいオフィスを作りたいと思っている。そこには人が集まり、定例会も出来るような、そこそこのスペースで、出来ればそこでワインも飲めたらいいなと思っている。場所については利便性を考えたい。

■物事はポジティブなアプローチから

引き続きワンポイントレッスン。今日のテーマは「物事に対するアプローチ」です。

僕がプラダをやるかやらないか決める時、判断材料としては五分五分だった。損をしたらどのくらいの金額になるか計算したところ、5,000万円くらいだった。家内もお店で一生懸命売りたいと言っているし、最後は「やってみようか」の“ノリ”だった。

ところがやってみると、ペニンシュラのたった50坪の場所で32億円も売り上げる店になった。もしプラダをやっていなかったら、シティースーパーもやっていなかったし、今と全く違う人生を歩んでいると思う。そのくらい、あのときの判断は自分の人生を大きく変えた。

物事をネガティブな部分からアプローチした場合、最終的にネガティブな結果になる可能性が高い。それは最初のイメージが強いから。一方、ポジティブなアプローチから入り、ネガティブも考えるとよい。人生ではやらなかった事に対する後悔は少ないほうがよい。やった事は結果が出る。失敗をしたら反省して同じ事を繰り返さないようにすれば自分自身が成長出来る。

でもやらなかった事は結果が分からない。もし自分がやらなかったことで他の人が成功したら悔しいと思うだろう。ぜひ皆さんも挑戦していって欲しい。

4.その他連絡事項

①2014年の11月に和僑会設立10周年、和僑世界大会in香港を開催する為、大会実行委員を募集する。

②会則を再度、全会員へメールで送付する。

5.吉田副会長より閉会の挨拶

香港は世界で最も起業しやすい場所のひとつであり、会社を設立するのは簡単ですが、経営していくのは大変です。香港和僑会は経営のアドバイスが出来るプラットフォームとなり、外に向けて恥ずかしくない、実体が伴った会にしていきたい。これから副会長として出来る限りお手伝いしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。よい会にしていきましょう。

以上

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