第0回 香港和僑会 特別イベント
第0回
珠海日本語学校の先生
香港和僑会 特別イベント
開催日
4月1日(日) 19:00 ~ 21:30
開催場所
珠海日本語学校
参加者数
8名
香港和僑会 特別イベント
「イスをどうぞ」
教室に入るなり
誰に言われるでもなく数人の生徒たちが自分たちで後ろの席の空いている椅子をゾロゾロと教壇の横に運んできてくれた。
『ひょっとして最近の日本の若い人より躾が行き届いているのでは...?』
教室に入るなり、いきなり好印象を受けた。
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どこの会社でもやる気のある人材は常に人手不足。その上日本語がわかれば尚ベター。そこで話題にのぼったのが、この珠海日本語学校、
「1年で日本語2級を取るスパルタ(?)コース。日本語を習い始めてまだ7ヶ月の割にはビックリするぐらいしゃべれるよ」
『本当だろうか?』
「百聞は一見に・・・」さっそく見学会と相成った
こちらの参加者の日本人は8名。まず教室にて30名以上の生徒と教室形式で1時間程度、日本人参加者の会社の仕事を説明して各学生に質問を。
「うん?なんか話をわかって聞いているようだ!」会社の仕事など一寸難し目の話でも関連質問に答えられた。
しかしこれだけの人数では各人の日本語のレベルまではとても把握できない。
「当然レベルの差はあるはず・・・」
教室に引き続き円卓を囲んで食事会。各席8名程度に分かれて個別のお話。感心したのは自己紹介のときにみんなが1分以上、長い人は5分程度日本語で自己紹介したこと。無論わからない単語を回りに聞いたりはしていたが7ヶ月前は「あいうえお」もわからなかったことを考えるとこれは凄い。
全般的印象
田舎から出てきて寮生活。絶対日本語を物にしようという”意識が非常に高い”
学生が多い(一旦仕事を辞めてきた人も多く参加者の最高年齢は35歳)
変に世間慣れせず真面目で、”純”という好印象。笑い顔が良かった。
座学ばかりでなく授業の後、夜にプロジェクトXのビデオを見せるなど日本文化の理解を助ける工夫も「挨拶」「気配り」なども感じられ居心地が良かった。
どんな仕事でも大切なのは本人の”意欲こういう学生さんが一人でも多く日系企業で働けるよう思わず応援したくなった。当然通訳レベルを期待しても無理だが、思った以上に会社を辞めて勉強に来ている人が多かったので実務知識も備えている学生さんも。
「やる気が一番、しかも日本語は理解して欲しい」そんなニーズのある経営者の方には見学をお勧めしたいと思います。(珠海フェリーターミナルから車で10分かからない好立地)
以下参加者の生の声です。