第19回香港和僑会
第19回
香港城市大学教授 陳 子光 先生
第19回香港和僑会
開催日
11月1日(水) 19:00 ~ 21:30
開催場所
日本人倶楽部
参加者数
30名
第19回香港和僑会
今回は昨年に引き続きの陳 子光先生をお招きして講義を行っていただきました。
テーマは「中日経営者の考え方」
多くの日本人経営者は中国人におけるビジネスの考え方・仕組みを正しく認識ぜず、日本国内のやり方そのままで物事を進めてしまうことに失敗の原因がある。
・中国人の部下にはとにかく細かく指示を出すべきである
・明確な指示をしない上司は中国人部下から嫌われる
・報告書はすべてチェックリスト(選択肢)形式にする
「中国人は彼らにどんな細かい指示やチェックをしても、指示待ち人間にはならないのです。細かく口を出そうが、出すまいが、勝手にどんどんと仕事を進めて何かしら作ってしまうのです」
ソフトブレーンメールマガジン2005/7/1号
七田氏レポートより引用
中日経営者の考え方ということで日本人の常識と中国人の常識の違いについてお互いがいかに理解するかが大切であると学びました。
最後に川副社長より
「君たちは中国というフィールドでビジネスさせてもらってるということを強く認識しなさい。そうすればもっと中国人を理解しようと思うだろう」
とても納得できるひと言でした。
講師紹介
香港城市大学教授
陳 子光 先生
プロフィール
1983~94年 杭州大学心理学助教授
1991年 英国ダビストック研究所研究員
1995~98年 名古屋大学国際開発研究課にて哲学博士号取得
2000年~ 香港城市大学教授
※ 香港貿易発展局(HK・TDC)「華人経営研究」講座にて日本人実業家のために
「中国人経営者の経営手法」についてご教授されておられます。